科目名: 建築環境工学特論
担当者: 西田 勝

対象学年1年 クラス[001]
講義室建築学専攻講義室T 開講学期後期
曜日・時限火3 単位区分選択
授業形態一般講義 単位数2
準備事項
備考

講義の目的・ねらい(講義概要)地球温暖化の進行は建築とその居住者に重要性な影響を及ぼしつつある。地球温暖化の進行とその影響について事例紹介し、温暖化対策の諸政策および都市・建築における対応策について解説する。
さらに、建築における換気の重要性が指摘されている現状を踏まえ、自然力を利用した最新の換気システムおよびシックハウス対策の問題点などについて解説する。
講義内容・演習方法(講義企画)地球温暖化進行、影響および対策に関する資料を収集し解説する。一方、建築や都市における対応について、建物の換気・通風の
立場から自然力の利用法と省エネルギーの諸問題について解説する。さらに、ハイブリッド換気法などの最近の換気システムの動向やシックハウス対策の問題点などを紹介・解説する。以下に講義内容を示す.

(1)地球温暖化問題 (2)都市のエネルギー (3)市街地風の特徴(4)ビル風の特徴 (5)都市における風の道
(6)換気と冷暖房負荷 (7)換気システムの原理(8)自然換気と機械換気(9)住宅の換気・通風計画
(10)高層建物における風のハイブリッドな利用 (11)シックハウス対策と問題点
評価方法・評価基準中間と最終にレポート課題を課し、その総合的評価とする。出席状況も評価対象とする。
履修の条件(受講上の注意)特になし。
教科書教科書は特に指定しない。
参考文献同様のテーマに関する研究発表論文を参考とする。
特記事項(その他)